業務可視化し生産性向上

~管理コストの削減支援~

 

 昭栄テックスは1998年頃から企業の施設管理のシステム事業に乗り出した。店舗、設備、看板からOA機器まで管財の償却資産の管理パッケージソフトを提供。他にも施設管理、契約管理システムなども提供。金融界では地方銀行をはじめ52行、37信用金庫での導入実績を持つ。田村元彦社長に取り組みを聞いた。

 

-取り組むのは。

「モノの管理をテーマに業務を可視化し、効率性を高め、金融界のコスト削減や生産性向上を支援する。また総務、管理業務の全体最適を目指す。単一機能の提供ではなく、統合することでデータの連携、業務効率化を実現する『システムチェーン』構築を提案する」

 

-具体的には。

「例えば、看板は点検履歴や届け出申請などが義務だが、設備管理システムで業者任せにせず管理できる。設備の減価償却費を経費管理システムと連携すれば、毎月固定費を入力する必要がなくなる。情報をデータベース化することで傾向を把握し、対策すべき施設を浮き彫りにする」

 

-強みは。

「システム開発は、金融機関の業務手順書に精通することから始まる。各行庫の文化とも言える業務手順を改革するのは難しいからだ。そこで手順書を預かり解析し、システム開発に取り組む。このため業務の見直し、変更にも対応が容易だ」

 

-今後注力するのは。

「相続相談の案件が増加している。専門知識が無くても相談に対応できる業務ガイダンスに注力する。案件登録、情報共有、顧客への的確な相続業務支援で、顧客を安心させる事務処理ガイダンスを目指す」

 

-これからの金融機関は。

「管理業務は、単なるコストと見られがち。ここで発生する情報は、投資計画や施設関連費の削減の試算の”タネ”になる。柔軟で総合的なシステム構築で厳しい時代を乗り越えるべき」

 

(聞き手=矢沢 哲夫)

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弊社社長田村元彦の掲載記事
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